「死ぬのが怖い」…毎晩泣いていた6歳の息子を安心させた、たった一言とは
ライター:Satsuki

「ママ、僕いつか死んじゃうの?」

 

__そういって泣く息子をなだめるのが、私の毎晩の日課だ。

 

私の息子は現在6歳。幼稚園の年長さんだ。

好奇心旺盛で、友達も多い。

彼の成長を、誇らしくも感じる日々だ。

 

…ただ、1つだけ困っていることがある。

 

それは、『死』への恐怖心から、毎晩息子が大泣きしてしまうことだ。

 

死の恐怖に泣き出した息子

その日は何の前触れもなく、突然やってきた。

 

「ママ、僕いつか死んじゃうの?」

 

寝る前に絵本を読んでから部屋の電気を消すと、息子がこう聞いてきたのだ。

 

__死なないよ。大丈夫。ずっと元気で生きてるよ。

 

「でも、人間はみんないつか死ぬんでしょ?」

 

いつもハキハキと話す息子からは、聞いたこともない心細そうな声に、私はドキッとした。

 

質問の答えはもちろん「イエス」だ。

人間は例外なく、いつかみんな死ぬ。

でも、息子が望んでいるのはそんな現実的な答えじゃない。

そう直感的に理解した。

 

__そうよ。でもあなたが死ぬのはもっとずっとずーっと先の話。だから、そんな先のことを心配しなくても大丈夫よ。

 

私は息子をなだめて早く寝かせたくて、なるべく明るい声でこう言った。

 

しかし、息子はとうとう泣き出してしまった。

「死ぬのが怖い」「もし僕が死んだら、『うちの子を死なせないでください』って神様にお願いして」と必死に訴えながら。

私はただ、息子の華奢な体を抱きしめ、「大丈夫だから」「すぐに神様にお願いしに行くよ」と言うしかできなかった。

 

常夜灯だけが灯る小さな部屋の中、シクシクと泣きながら、いつの間にか寝てしまった息子。

そんな息子の寝顔を見た私の心は「死が分かる歳になったのか」と楽観的な気持ちと、切ない気持ちの両方が混ざり合っていた。

 

ネットや書店で息子を癒す言葉を探す毎日

息子は嫌なことがあっても一晩眠ると忘れてしまう質だ。

だから、翌日には死への恐怖を忘れているだろうと、私は思っていた。

 

だが、息子は死への恐怖に、毎晩大泣きするようになってしまった。

次第に私も「ずっとこんな怖い思いをし続けるのか」と、不安が募る。

息子にどんな言葉をかければいいのか、ネットで検索しまくった。

さらに書店では、棚に並ぶ全ての絵本をチェックしてまわる。

ファンタジーの世界でもいい。

息子は絵本が大好きだから、死をテーマにした絵本を読めば、落ち着くのではと思ったのだ。

 

でも、どれもピンと来ない。

「死にたくない」と興奮気味に大泣きする息子を前に、私の気持ちは焦るばかり。

そんな毎日に、心はズーンと重かった。

 

1冊の絵本がヒントに

そんな時、息子が通う幼稚園で、1冊の絵本が紹介された。

新見南吉が書いた「狐」という絵本だ。

 

あらすじはこうだ。

 

__主人公の文六ちゃんは、下駄を買いに行った先で、「夜に下駄をおろしたら、狐がつくよ」と脅かされてしまう。

さらに帰る途中「コン」と咳をしたことで、文六ちゃんは本当に狐がついたのではないかと、不安になる。

文六ちゃんは家に帰ると、お母さんに「本当に僕が狐になっちゃったらどうする?」と問うと、お母さんはこう答えるのだ。

「父ちゃんも母ちゃんも、明日の晩に下駄屋さんから新しい下駄を買ってきて、一緒に狐になるよ」__

 

…私はこのお話と息子を、リンクせずにはいられなかった。

 

まるでずっと分からなかった数学の問題の解き方が、突然閃いた時のような、高揚感。

 

「どんな恐怖でいっぱいの世界でも、ママは絶対にあなたを1人にしないよ」

 

__そんな安心感を息子は切望していたことに、私はやっと気がついたのだ。

 

どっちかが死んじゃったら、天国の入り口で待ち合わせしよう

その夜も、息子はいつか自分が死ぬ恐怖を、私に訴えてきた。

 

「ママ、僕いつか死んじゃうの?」

「怖いよ。死んだら僕、天国か地獄に行かなきゃいけないんでしょ」

 

…いつもの私なら、ただ「心配しないで」としか言えなかった。

だけどその日、私にはちゃんと『答え』があった。

 

__うーん、じゃあママとあなた、どっちかが死んじゃったら、天国の入り口で待ち合わせしよう。

 

そう言った私に、息子は不思議そうな顔をして「待ち合わせ?」と聞き返した。

 

__そう。

もしママが先に死んだら、あなたが来た時に、すぐに楽しく暮らせるよう準備しておくね。

あなたが先に死んじゃったら、ママもすぐに追いつくから、天国の入り口で待っててね。

 

そう言うと、息子は「…そっか、分かった!」と微笑んだ。

 

その夜、息子は久しぶりに泣かずに眠った。

反対に、私が涙を流して眠った。

もちろん嬉し涙だ。

 

その後も、息子は時々、死の話をした。

しかしその内容は、天国でする遊びや、天国で住む家の間取りの提案など。

どれも楽しい話ばかりだ。

 

ちなみに、息子は天国に行ったらゲームをやりまくるらしい。

「ママはダイエット用の縄跳び、忘れないようにね!」だって。

 

うるせぇやい。

コメント

  1. あやママ より:

    つい「大丈夫だよ」とか「怖くないよ」とか声をかけてしまいそうですが
    それって子どもの抱える恐怖や不安な気持ちを否定しちゃってるんだなって気づきました。
    大人だって怖いし、経験してないことは不安なんだよって分かってもらうほうが安心するし
    根拠のない「大丈夫だよ」より遥かに心に響きますね。
    良い話を読ませて頂き、ありがとうございました

  2. ekyu. より:

    お子さんの死に対する恐怖をなんとか拭ってあげたい、でもどんな言葉をかけてあげたらいいのかわからない、そう思っているお母さんはたくさんいると思います。
    きちんと向き合って、とても素敵な言葉をかけてあげられて、素敵なお母さんですね。
    大人の私でも不安になることはあります。そんな時は『天国の入口で待ち合わせ』という言葉を思い出し、亡くなった父と母に会っていろんなお話をしよう!と思うことにします!
    素敵な言葉を教えてくださりありがとうございました。

  3. moe より:

    息子さんの答え方に悩む質問に、誤魔化したり力で押し切ったりせずに、全力で寄り添って答えられたのが素敵です。
    私は子供と関わる仕事をしていますが、子供たちの哲学的な質問や道徳的な質問に「なんて答えてあげたらいいかな?」と日々悩みます。
    私もSatsukiさんを見習って、寄り添う気持ちを大切に子供たちと接していこうと思います。

    • Satsuki より:

      moeさん、コメントありがとうございます。
      子供と関わる仕事をしているのですね。
      この時期の子供って、本当に素直なのに疑問に思ったことを聞いてくるので、どう答えたらいいか迷うことって、よくありますよね。
      私もついつい、子供の質問をおざなりにしてしまうことがあるので、気をつけようと思います。
      素敵な感想をコメントしてくださり、ありがとうございました。

  4. 佐藤友理 より:

    子どもが死について関心を持つのは、誰もが通る道なのですが、明確な答えって難しいですよね。
    でも、「天国の入り口で待ち合わせ」って、すごく素敵な答えだと思いました。
    たぶん、死ぬのが怖いの中には「今の生活から変わるのが怖い」とか、「パパ・ママと離れたくない」とか、こういった感情が隠れてるんですね。お子さんの感情に寄り添っているSatsukiさんの対応に感動しました✨

    • Satsuki より:

      佐藤友理さん、コメントありがとうございます。
      友理さんがおっしゃるように、「死ぬのが怖い」の中には、色んな「怖い」が隠れていたんだと思います。
      こちらこそ、励みになる感想を書いていただき、本当にありがとうございました。
      とても嬉しかったです。

  5. Ryoko より:

    Sathukiさんと息子さんのやり取りが浮かび、引き込まれるように読ませていただきました。
    息子さんのために、息子さんを癒す言葉を必死で探される姿、ほんとに素敵なお母さんだなと思いました。
    私も、子供に死について聞かれたら、この答え使わせていただきますね。
    とても読みやすく、素敵な文章をありがとうございました。

    • Satsuki より:

      コメントありがとうございます。
      Ryokoさんの息子さんも、いつか死についてママに質問する日が来るかもしれませんね。
      この言葉かけで、息子さんが安心できたらとても嬉しいです。
      励みになる感想をありがとうございました。

  6. mai より:

    Sathukiさんと、息子さんのやり取りが目に浮かび、胸に込み上げるものがありました。
    本当に優しいお母さんですね。
    とても愛が伝わりました。  
    感動をありがとうございます。

    • Satsuki より:

      maiさん、コメントありがとうございます。
      やりとりが目に浮かぶように、私の気持ちが文章を読んだ人に伝わるように、を心がけて書いたので、maiさんにそう言っていただけて、とてもとても嬉しいです!
      子供たちにとても愛に溢れた優しいお母さんでい続けたいと思います。
      応援コメントありがとうございました!
      とても嬉しかったです。

  7. れいこ より:

    なんて素敵な声かけだったんでしょう!

    親心に心震えました。
    私も死んだらどうなるんーだろうって怯えてたことがあるので身につまされました。

    ほっこりじんわりする素晴らしい物語りをありがとうございました。

    • Satsuki より:

      れいこさん、コメントありがとうございます!
      死って誰でも一度は無性に怖くなる時がありますよね。
      息子が死を怖がった時、そばにいられてよかったなと思っています。
      嬉しい感想を、本当にありがとうございました!

  8. shino より:

    息子さんの恐怖や不安は、「大丈夫。死ぬのはずっと先だよ」では拭えなかった心情が読み取れました。
    死ぬ=独りぼっちになってしまう、辛そうな印象から、恐怖を抱いたのでしょうね。
    もしかしたら、その症状は夜驚症というものでしょうか?
    ママが天国で待ち合わせをしようと、伝えたことで、天国で会える=独りぼっちじゃないと安心感に繋がったのだとホッコリしました。

    • Satsuki より:

      shinoさん、コメントありがとうございました。
      夜驚症、そうだったのかもしれません。
      実は息子はもっと幼い頃にもしかしたらそうなのかな?という症状があったことを思い出しました。
      結局本当にそうだったのかは分からず終いだったのですが。

      感想のコメント、とても嬉しかったです。
      ありがとうございました!

  9. Tomomi より:

    私も子どもの頃から「死」への恐怖があり、いまだに怖いのでSatsukiさんの答えで救われました!
    「天国の入り口で待ち合わせ」なんて、本当に夢があります。
    自分の子どもに聞かれた日には、その答え使わせていただきますね!
    ありがとうございました。

    • Satsuki より:

      Tomomiさん、コメントありがとうございます。
      大人になっても、ふと死を考えると怖くなることってありますよね。
      私も同じなので分かります!
      いつかお子さんが同じ不安に駆られた時は、ぜひ使ってみてください!
      その時は、Tomomiさんもお子さんも心穏やかに眠れますように…。

  10. Kaoru より:

    私の娘も「死への恐怖」で毎晩泣いている時期がありました。
    娘の場合は「ママ死んじゃうの?」でしたが、同じくどんな言葉をかけてもだめで、Satsukiさんの葛藤が当時の自分と重なりました。
    「天国の入り口で待ち合わせしよう。」たどり着いた答えは、本当に素敵な言葉ですね。息子さんを想うSatsukiさんの姿に胸が熱くなりました。

    • Satsuki より:

      Kaoruさん、コメントありがとうございます。
      娘さんも同じように泣いていた時期があったのですね。想像すると、とても切なくて泣けてきます。
      繊細な質問だけに、どう答えたらいいか、親も本当に苦しみますよね。
      「胸が熱くなった」なんて、そんな感想をいただき、とても嬉しいです。
      私の文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

  11. Seico より:

    誰かのほんの一言で、心が救われるってことありますよね。
    まだ6歳の子供が、『死』の恐怖を感じるって、どれだけ心が痛かったことでしょう(お子さんも、Satsukiさんも)。
    でも、ただの慰めではなく、心に響く答えをママがくれたというのは、お子さんにとってとてつもない安心感だったのではないでしょうか。
    子供は、いろんな恐怖に打ち勝ちながら成長していくのだと思います。
    こんなママだったら、ずっと子供の心の支えになっていけますね。
    良かったね、息子くん!

    • Satsuki より:

      Seicoさん、コメントありがとうございました。
      子供からの質問って、本当にどう答えたらいいのか難しいですよね。
      得体のしれないものに対する恐怖も大きい時期でしたが、Seicoさんが言ってくださったように息子にとって安心感につながったなら、親として本当に嬉しいです。
      応援コメント、嬉しかったです。
      本当にありがとうございました。

  12. 松本 禎子 より:

    今では社会人となって離れて暮らす息子の事を思い出してとても懐かしく感じました。彼も幼い時に同じような事を口にしたことがありました。こう(息子)もいつか死ぬんやんな、いややな~。天国でお母さんのこと見つけられるかな~という息子に、お母さんが絶対に見つけるよ!としか言えませんでした。satsukiさんのような答えが言えていたら息子はもっと納得して安心出来ただろうな思いながら読ませていただきました。
    子供からの質問や疑問には正しい答えがある事ばかりではなく一生懸命に腑に落ちる答えを探し続けられたsatsukiさんに感動しました。最後の一言もよかったです!

    • Satsuki より:

      松本禎子さん
      コメントありがとうございます。
      息子さんも同じようなことを言っていたのですね。
      幼稚園の先生によると、人間は4〜5歳の時に初めて死を意識するのだそうです。
      まだ分からない事の方が多い年代の子供に説明するのって、とても難しいですよね。

      同じような経験をした禎子さんに「感動した」と言っていただけて、とても嬉しいです。
      素敵なコメントをありがとうございました。
      とても励みになりました。

    • 知花 より:

      私もきっと「大丈夫、心配いらないよ」と伝えることしか出来なかったと思います。
      子供の目線に立ち気持ちを理解するのは、なかなか難しいですよね。
      でも子供はママとずっと一緒にいられることが1番安心できることなんだと、読んでいて改めて思いました。
      「そばにいるよ。ずっと一緒だよ。何があっても味方だよ。」
      こんな言葉が1番安心させてあげられるんですよね。
      そして何より抱きしめてあげること。
      私も17歳の娘がいますが、時々抱きしめるんです。
      (嫌がりながらも照れてるだけで、本心から嫌がってないので)
      そして子供はいくつになってもママのこの言葉で安心するんだなと実感してます。

  13. 燈花 より:

    お子さんの問いを受けて、寄り添う姿が美しいです。
    もしかしたら、お子さんがお母さんの無意識の死の恐怖を鏡のように映し出し、共に超えていこうとしているのかもしれませんね。

    • Satsuki より:

      燈花さん
      コメントありがとうございます。
      子供が母の無意識の死の恐怖を映し出す。
      本当にそうかもしれません。
      だとしたら、今回私が納得できる答えを見つけられたのは、自分を救うことになったのでしょうか。
      親と子供って本当に不思議ですね。
      燈花さんのコメントで、ますますこの文章に愛着を持つことができました。
      素敵なコメント、ありがとうございました。

  14. muji より:

    子どもの不安の訴えに、ついつい大丈夫!と言ってしまいがち。本からヒントを得て、子どもにどう伝えたら安心するのか考えられた様子が伝わりました。satsukiさんの言葉に息子さんもとても安心されましたね。自分も子どもに寄り添えているだろうか、と考えさせられる素敵なお話でした。

    • Satsuki より:

      mujiさん
      コメントありがとうございます。
      素敵なお話と言ってもらえて、とても嬉しいです。
      子供の長くなりそうな質問って、面倒な時がほとんどですけどね^^;
      応援ありがとうございました。
      とても嬉しかったです。

  15. 甲本富美 より:

    「死」ということへの漠然とした不安。小さな心が何かわからない恐怖の中に在ったこと。とても繊細な心の在り方を感じ 又それに母として必死に解決の糸口を探したsatukiさんの毎日が手に取るように感じられました。そして最後は二人の約束で締め括られて微笑みに変わりましたよ^ ^我が子に寄り添う親の思いが伝わってて お子さんの心にきちんと向き合われてるんだなと…。素敵です。

    • Satsuki より:

      甲本富美さん
      コメントありがとうございます。
      私の文章からこんなにたくさんのことを感じ取ってくださるなんて、とてもとても嬉しいです。
      最後の締めくくりも、すごく迷った部分だったので、富美さんからのコメントを読んで、正解だったなと自信を持つことができました。
      素敵なコメント、本当にありがとうございました。

  16. natsumi より:

    Satsukiさんの愛と、息子さんの愛が感じられる暖かい文章で、楽しく読ませていただきました。現在同じ歳の息子がいる私にとっても、大切なことを学ばせていただきました。

    • Satsuki より:

      Natsumiさん
      コメントありがとうございます。
      同じ歳の息子さんがいらっしゃるのですね。
      この年頃って、色んなことに興味を持ち始め、なかなか誤魔化しが効かなくなるので大変ですよね。
      「暖かい文章」と褒めていただき、とても嬉しかったです。
      応援ありがとうございました。

  17. メロディー より:

    死に対する不安を訴えるくらい子供さんが成長していたのですね。毎晩泣くなんて子育ても大変でしたね。親も悩みながら、本当に何が不安なのか答えを見つけるまでの過程がよくわかりました。親も成長。

    • Satsuki より:

      メロディーさん
      コメントありがとうございます。
      本当に親も成長です。
      大変なこともありますが、楽しく子育てできています。
      応援ありがとうございます。
      嬉しかったです。

  18. hikaru より:

    「死」への恐怖を払うのは、大人でも難しいですよね。
    読みながら「我が家の娘達もいつかは死への恐怖とたたかう日が来るのかな」と考えさせられました。
    最後のお子さんの言葉が最高ですね!

    • o.masa より:

      子供つて、純真で、可愛くて。抱きしめたくなりました。
      私も、そんな子供時代あつたのか、懐かしく想います。

    • Satsuki より:

      hikaruさんへ
      コメントありがとうございます。
      いつかは死を意識する時が来ると思いますが、その時は、我が子に少しでも穏やかに眠ってほしいですよね。
      嬉しいコメントありがとうございました。
      とても嬉しかったです。

    • Satsuki より:

      o.masaさんへ
      コメントありがとう!
      本当、子供って純真で可愛くて、どんな時も心穏やかに過ごしてほしいと願います。
      応援ありがとう!!

  19. Mayuka より:

    子供達と同じようなシチュエーションになった時に、私もこの話してみようと思いました。その前に私自身も自分や家族の死が怖くなったりする事があります。Satsukiさんのお話しを読んで私の心も穏やかな気持ちになりました。

    • Satsuki より:

      Mayukaさん
      コメントありがとうございました。
      Mayukaさんの「私の心も穏やかな気持ちになりました」に、とても嬉しくうるうるしています。
      このコンテストの目的である「心を動かす」ことができていたのかと、とても自信になりました。
      大人でもふと死を考えると怖くなることがありますよね。
      私もあるので分かります。
      Mayukaさんのお子さんが死を意識した時も、穏やかな気持ちで眠りにつけますように。

  20. あきもとみきこ より:

    子供に向き合い、寄り添っている事が伝わってきました。最後は親子共々、前向きになったと思われ、こちらも明るい気持ちになりました。

    • Satsuki より:

      みきこさん!!
      コメントありがとうございます!
      明るい気持ちになったなんて感想をいただき、私もとても嬉しいです。
      応援ありがとうございました!

  21. aako より:

    冒頭の1行で「えっ?どした?」とひきこまれ、お子様とのやり取りの情景が目に浮かびました。
    そして、最後の1行でクスッと笑える。
    心地いい読後感を味わいました。

    • 小野寺 仁美 より:

      Satsuki様がなんとか息子様に死の恐怖を軽くさせてあげようという心情や行動が分かりやすく描写させていて、とても読みやすかったです!!実は私にも今年年長になった息子がいます!もし自分の息子がこんな風に悩んだら…私はこんな風に対応できるのだろうかと感じ、今後の参考としてとても勉強になりました!息子様がSatsuki様をとても信頼していることが伝わり、親子関係がとても羨ましくなりました!素敵な記事をありがとうございました!

    • Satsuki より:

      コメントありがとうございます。
      「心地い読後感」なんて言っていただけて、本当に本当に嬉しいです。
      とても励みになりました。
      ありがとうございます!!

    • Satsuki より:

      小野寺仁美さんへ
      コメントありがとうございます。
      私も仁美さんのコメントを読んで、とても嬉しい気持ちになりました。
      こちらこそ、素敵なコメントをありがとうございました。
      仁美さんからのコメント、大切にします。

  22. 森山 雅子 より:

    お子様の気持ちをどの様に受け入れていけばよいか、ただその場限りの答えは通用しないんだ、、と気付かれ、これだ!という物に出会えた。そこに行きつくまで悩んだこと、そして結果を導き出すことが出来た、それまでの葛藤が良く表現できているなぁ、と思いました。とても勉強になりました^_^♪

    • Satsuki より:

      森山雅子さん
      コメントありがとうございました。
      葛藤を表現するところは、最初に書いた部分からほぼ書き直したくらい考えて書いた文章なので、「よく表現できている」と言っていただけて、とても嬉しいです。
      嬉しいコメントをありがとうございました。

  23. より:

    自分も子供のころ、同じように漠然と不安に思っていたこともあるし、子供のやけに哲学的な質問に答えられず詰まるお母さんのお気持ちもわかる気がします。
    ウルっと来ていたところで最後の一言、笑って読み終えられるところが最高です。
    素敵なストーリーをありがとうございました。「狐」読んでみたい!

    • あかね より:

      子どもの気持ちに寄り添うってこういう事か、と思いました。
      その場しのぎの言葉じゃなくて、
      事実をねじ曲げて伝えるわけでもなくて、
      変えられない事もあるけれど、その中でどうすれば安心出来るか考える。
      子ども自身にも身につけてほしい力です。
      こんな親子になりたいなって思いました。

      最後のオチがまた素敵!
      文章力が光っていたことにも魅力を感じました!

    • Satsuki より:

      雪さん
      コメントありがとうございました。
      「最高」なんて嬉しすぎます!
      「狐」もネットで検索したらすぐ出てくるので、ぜひ読んでみてください!
      すぐ読めますし、おすすめですよ。

    • Satsuki より:

      あかねさんへ
      コメントありがとうございました。
      子供って、変なところでふと誤魔化しが効かない時ってありますよね〜。
      ネットで検索しても答えがない質問って、どう答えるべきか本当に悩みます。

      オチが素敵って言ってもらえて嬉しいです!
      文章力が光っていたなんて、これ以上の褒め言葉はありません。
      自信になるコメントをありがとうございました。

  24. あっこ より:

    子どもにとって死は未知の世界で怖いですよね。毎晩泣くほどの恐怖を、慰めてあげるしかできない葛藤がすごく伝わりました。そして、ようやく見つけた正解。息子さんにとって、考えが変わるキッカケとなったことが私も読んでいて嬉しくなりました。最後の文もクスッと笑えて、本当に良い親子関係だなと思いました!

    • Satsuki より:

      あっこさん、コメントありがとうございます。
      私の書いた文章にあっこさんから「葛藤が伝わった」「嬉しくなった」と感想をいただけで、とても感動です。
      ありがとうございました!

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