握りしめていた辛さを手放してみたら
ライター:れいこ

「自分がもうちょっとだけ頑張れば…」

「私が我慢すれば..」

 

家族や周囲の人のため、本当はしたくない我慢や無理をしてしまうことはないでしょうか。

 

女性は、周囲との調和を大事にする人が多く、こういう自己犠牲に陥りやすいように思います。でも、その我慢や無理は良い結果に繋がっていくのでしょうか?

 

私も、「自分が頑張ればなんとかなる」」と頑張り過ぎてしまったことがありました。

だけど結果は、自分を限界まで追い込んだだけでした。

 

ついつい頑張りすぎてしまうあなたが、少しでも楽になれるよう、私の経験を読んでいただけたら嬉しいです。

 

1年前のある朝、突然それは始まりました。

 

目が覚めると真っ黒な底のない穴の中に一人でいるような強烈な不安を感じました。

 

心臓がバクバクして、呼吸も浅く、いてもたってもいられないような気分。これがずっと続いたらきっと耐えられない…..。

 

人はこういう状態が切れ間なく続いていくと、きっと死にたくなるのだろうなーと漠然と思ったことを覚えています。

 

そんな精神状態でも、いつもと変わらず平気なフリで朝ごはんを用意しました。

「車のガソリンを入れてくる」と、家を出て、すぐに友人に電話。話を聞いてもらって気持ちを落ちつけ、なんとか心療内科を検索して予約を入れました。

そうして、家に帰ってまた平気なふりで過ごす。

 

一刻も早く不安を消す薬をもらうこと。それだけが切実な願いでした。

やる気がなかなか出ず、大事にしていた植物をいくつか枯らしてしまいました。

 

後日「適応障害うつ状態」と診断されました。

 

辛さの原因はなんとなくはわかっていました。

 

今から1年半前、夫が病に倒れ、救急搬送。

長期のリハビリを終え他夫が退院し、家族で引越しをするという怒涛の日々を駆け抜け、少し新生活にも慣れてきた頃の出来事でした。

 

介護生活のスタートと、引越しによる環境の変化がじわじわとストレスになっていたのでしょう。気付かぬふりで頑張りすぎていたことで、心も体も悲鳴をあげていたのだと今ははっきりわかります。

 

私は当時、葛藤を抱えていました。

 

住み慣れた家から離れたことへの後悔や、日々の不安から、引っ越しという決断は間違っていたのではないか、、と自責の念にかられていたし、自由に一人で出かけられなくなった夫に気兼ねして、自分が遊びに出かけることに罪悪感を持つようにもなっていました。

そんな気持ちでいること自体も夫に後ろめたくて、居心地の悪さも感じていました。

 

でも家族にはその諸々の辛さを伝えられませんでした。

 

もし私が「辛い」と伝えたら、夫はきっと「俺の病気のせいだ」と思ってしまうだろうし、と娘にはにこれ以上の心配をかけたくない。そう思うと何も言えなかったのです。

 

そんな中、友人にかけられた言葉にハッとしたのです。

 

「なんで自分一人で全部抱えてるの? 弱いのはダメって思ってる? 家族に話してみたらきっとわかってくれるよ」

 

1日考えて、勇気を出して夫と娘に話をしました。

「….心療内科に行ってきたの。生活の変化によるストレスでうつ状態と言われた。弱い自分を見せたくなかったし心配かけたくなくて言えなかった。でも、本当は聞いてほしかった」

 

二人は黙って静かに聞いてくれました。

 

意外にも夫は「俺のせいだ」なんて思ってなさそうでしたし、

 

娘に至っては「もっと早く言ってよ〜。友達にも心療内科に行ってる子もいるし、そう言うこともあるよ」なんていう始末。想像以上に大人な反応が返ってきたのです。

 

「話す」が「放す」というのは本当なんだ〜と実感。聞いてもらうことで、あの最大級の不安がみるみる小さくなるのを感じました。びっくりするほど心が軽くなりほっとできたのです。

 

もしあの時家族に打ち明けず、隠れて薬を飲み続けていたら、私の「鬱症状」は「うつ病」になってしまっていたかもしれないなあと考えるとゾッとします。

 

一人で辛さを我慢して、病気になってしまうことは、結果、周りの誰も幸せにしません。

自分を大事にして、辛い時はちゃんと休んだり、家族に話したり、また頼ったりする方が、結果は良い方に向かうということに気づけました。

 

あれから、「私の心は今どんな感じか」を意識的にみるようにしています。

そうは言っても人は忘れっぽい生き物なので、つい自分を蔑ろにしそうになることもあるのですが。

 

家族の状況もちゃんと見つつ、自分を大事に、やりたいことは簡単にあきらめず、今日も明日もゆっくりと一歩ずつ進んで行けたら幸せだ〜と思っています。

コメント

  1. moe より:

    家族だからこそわかってほしいけど、なかなか言い出せないこともありますよね。
    最後の一文がとても素敵だなと思いました。

  2. Tomomi より:

    妻って、母って全部を抱え込みがちですよね、私もそうなのでものすごく分かります!
    胸のうちを話せば絶対に協力してくれると思うのに、『私がやらなきゃ!』って思ってしまう…
    私もそろそろ抱えているものを解放しようと思いました。
    素敵な文章をありがとうございました(^^)

  3. Kimmy より:

    責任を1人で背負って、辛さと葛藤から出られた経験、すごく心に残りました。家族に自分から、辛いと言うのは、たぶん私も出来なそうだなぁと思います。でも、はなしたあとの気持ちが軽くなる様子を読ませて頂いて、そうか、話してもらった方は実は辛くならないんだな、、、。話せないのは自分側の気持ちだけなのかと、気づかされました。大切な経験を優しさが感じられる文章でシェアしてくれてありがとうございました。

  4. Ryoko より:

    ご家族のために、本当に頑張ってこられたんだなぁと、胸が熱くなりました。
    私も、自分が我慢すればいいやと、辛くても無理をしてしまう事がよくあります。
    自分の気持ちを正直に伝えることってほんとに大事ですね。
    そして、「私の心は今どんな感じか」を意識するという、大切な気づきをありがとうございます!
    とても素敵な文章でした。

  5. ことり より:

    本当に心がつぶれてしまうような辛い出来事、読んでるこちらも心震えました。
    でもだからこそ、つぶれきってしまわないように、もうちょっと、もうちょっとと頑張ってしまわれたのかな、と推測しました。
    頑張るしかない時もありますしね。
    きっと局面局面で心が反応して、友人や家族に話して転換して行かれたのですね。
    自分の心の本音に問いかけて、素直に切り拓いていかれているれいこさん、素晴らしくて立派だなぁ、と思います!!

    • れいこ より:

      ことりさま

      コメントいただきありがとうございます。
      そうですね。もうちょっと、、と毎日過ごしていたのかもしれません。

      そうなんです。頑張るしかない時って人生の中であるんですよね。でも、そういう時、自分を蔑ろにして良いわけはない。自分を後回しはダメですね。

      立派だなんて身に余るお言葉です、ありがとうございます。

  6. ちーさ より:

    れいこさま そして他のノミネートされてる皆様の文章も拝読しました。
    それぞれ我が事のように思える内容で、その状況が浮かぶような文章で、どれも共感できすぎて、甲乙つけ難いものばかりでした。
    ご自分の想いや経験を表現できる文章というツールは、誰もが使うことはできるけど、実際に人に伝えるのは難しいだろうの思います。ノミネートされている方々の文章どれも読み応えがありました!

    • れいこ より:

      ちーささま

      コメントありがとうございます。
      そして応援ありがとうございます。
      本当に私も同じこと思いました。

      みなさんの経験、全部自分のこととリンクするーって。

      ほんと、読み応えすごいあります!

  7. あん より:

    話す放す、、確かにと感じました。私も現在治療中なので、無理な時は絶対に我慢せず自分を大切にする‼️をしています。それが本当に大事な事なんだと病気に気付かされました。

    • れいこ より:

      あんさま

      コメントいただきありがとうございます。

      我慢せず自分を大切にされているとのこと、素晴らしいです。

      療養中なのですね、どうぞご自愛ください。
      回復をお祈り申し上げます。

      読んでいただきありがとうございました。

  8. shino より:

    気付かないうちに心身の負担になっていた状況がわかりやすかったです。
    自分では大丈夫だと思っていても、心と体は悲鳴をあげていたこと、女性の皆が思い当る節がある事だと思いました。
    誰もが鬱になる可能性があるのだと、教えてくれているような記事でした。 

    • れいこ より:

      shino さま

      コメントいただきありがとうございます。

      「女性の皆が思い当たる節がある」
      私も同感です。わたしたち、本当頑張ってますよね!

      わかりやすいというお言葉、嬉しかったです。

      読んでいただきありがとうございました。

  9. ゆかり より:

    大変な状況の中、大切な人たちのためにどれだけ頑張っていらっしゃったんだろうと想像しました。そうすることが当たり前だと、そのあり方を変えることはなかなか難しい中、れいこさんにとって人生の大きなターニングポイントになる出来事があったのですね 「私の心は今どんな感じか」を意識的にみてあげること、本当に大切ですね。きっと自分の心も身体もそうして貰えることを喜んでいるでしょうね。大切なご体験を聞かせてくださってありがとうございました

    • れいこ より:

      ゆかりさま

      コメントありがとうございました。

      はい。
      自分の在り方を変えても、目に見える状況は変わらないけれど、たしかに何かが変わりました。私の場合、辛い気持ちを1人で抱えているそのこと自体もストレスだったのだろうと思います。

      手放すことでグッと楽になりました。

      読んでいただきありがとうございました。

  10. 小野寺 仁美 より:

    自分が人生のどん底になった経験って、人に伝えることって勇気がいると思います。
    でもその勇気が誰かの救いになりますよね。
    この作品を見て、絶対救われる人が多くいるだろうなーととても感じました(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠

    • れいこ より:

      小野寺仁美さま

      コメントいただきありがとうございます。

      はい。おっしゃる通りで
      通気がいりました。が、書いてみたら
      自分の中でも整理ができ、スッキリしました。そして読んでいただき、こうして感想をいただくことがこの上ない喜びになりました。

      自己開示も、いらないものを放す作業だなあと思っています。

      読んでいただきありがとうございました。

  11. Seico より:

    辛い思いをされましたね。
    私も、自分の気持ちに蓋をして
    子育てをしてきたので、お気持ちお察しいたします。
    幸いなことに、私は病になるところまではいかなかったけど、もしかしたら紙一重だったかもしれない…。
    そんなことを思いながら読ませていただきました。
    「私の心は今どんな感じか」
    これって、本当に大切なことですよね。
    自分を大切にできない人が、自分以外の人を大切にできるわけがない。
    それに気づけた記事でした。
    ありがとうございました。

    • Seicoさま より:

      コメントいただきありがとうございました。

      子育て中って、自分を後回しにするしかないこと、ありますよね。わかります。

      私たちみんなえらいです!
      自分も家族も大切にできるよう、進んでいきます。

      読んで頂きありがとうございました。

  12. Satsuki より:

    すごく大変な体験をされたのですね。
    私もれいこさんほどではないのですが、自分が頑張ればみんな楽しく過ごせると考えたり、人の気持ちを考えすぎて苦しくなることがあるので、れいこさんの苦しみが少し分かるような気がするな、と思いながら読みました。
    ご家族みんなと乗り越えられて本当に良かったです。素晴らしい文章でした。
    ありがとうございました。

    • れいこ より:

      Satsukiさま

      コメントいただきありがとうございます。

      共感していただける部分がおありだったとのこと、嬉しいです。

      本当に、自分が頑張れば、、って
      なぜ思ってしまうんでしょうね。これはもう脈々と続いてきた女性への洗脳か何かじゃないか??なんてNHKの朝ドラをみながらおもったりします。

      読んでいただき本当にありがとうございました。

  13. 燈花 より:

    受け入れる時が一番抵抗して、こんな姿を見せられないと葛藤する日々を思い出しました。
    隠さず、解放していく過程を書くことが放すことで、読む人の解放にもつながることを実感しました。

    • れいこ より:

      燈花さま

      コメントありがとうございます。
      素敵なお名前だなあと思いました。

      そうなのです、同じです。
      この姿を見せられない!!ともがきました。

      受け入れて、手放したら、とても軽くなりました。人生これの連続かもしれないなと思ったりもしています。

      読んでいただき本当にありがとうございました。

  14. アイアイ より:

    一つ一つ思い出になって行くんですよね。
    まだまだ渦中に居ると思いますが
    自分に悔いなく毎日を積み重ねて行ってください。同じ経験をされてる方の励みになると思います。これからも、れいこさんの執筆活動応援しています。

    • れいこ より:

      アイアイさま

      コメントいただきありがとうございます。

      一つ一つ思い出になっていく。。。
      まさにそれ、こちらを書き終えて自分で読んだ時に、感じた感想です!!

      ですのでアイアイさんのコメントを読ませていただき、びっくりしたのです。

      はい。
      人生最後の日に思い出をなつかしめるよう
      毎日目の前のことを積み重ねていきたいと思います。応援心強くて嬉しかったです。お読みいただきありがとうございました。

    • みのり より:

      話すは放す、素敵です。

      お互いに放して
      きっとそうやって
      周りの人との関係が
      より深まっていくのでしょうね、

      れいこさんの今後の執筆活動、応援しています。

  15. 甲本富美 より:

    辛い時期を必死にもがいて頑張ろうとする姿が浮かびました。内容は違えど 自分にもそんな時、物事があったなぁと思い出しました。家族に話す事で安堵する…それまでの気持ちが嘘のように軽くなって本当に良かった。という思いと心から受け止めてくれたご主人とお嬢さんは素敵だと思いました。日頃のれいこさんを ちゃんと見つめてくれてたんですよね。そして良いお友達の存在。あったかいお話しにほっこりしました。

    • れいこ より:

      甲本冨美さま

      コメントいただきありがとうございました。
      嬉しいです。きっと、生きていれば、皆、何かしらお辛いことがあるのだろうなと、お察しします。ほっこりしてくださったと聞いて、私も嬉しさと安堵の気持ちでいっぱいです。お読みいただき本当にありがとうございました。

  16. mai より:

    他人事とは思えないくらい、シンクロしています。
    苦しさや葛藤がすごく伝わり、共感しすぎて、自分自身かと思ったくらいです。
    考え方もとても参考になりました。
    また、元気がでました。
    ありがとうございます。

    • れいこ より:

      maiさま

      コメントありがとうございます。
      なんとシンクロしていたのですね、、。
      同じように悩んでる方がいらして、元気出たと言っていただいたことで、このエッセイにチャレンジしてよかったーーと心から
      思えました。お読みいただき本当にありがとうございました。

  17. 中村めぐみ より:

    共感と感動しっぱなしでした。うんうんとうなづきながら、ウルウルしながら読ませていただきました。本当に女性は自分を後回しにしてしまいますよね。私の中でも何かが解決したような気分になりました。ありがとうございます。

    • れいこ より:

      中村めぐみさま

      コメントいただきありがとうございます。
      共感と感動していただいたのですね。とっても嬉しいです。

      時には後回しにせざるを得ない場面もどうしたってありますよね。でも自分もちゃんと労わりたいと思っています。

      お読みいただいて本当にありがとうございました。

  18. Yoshiko より:

    読ませて頂きました
    すごいリアルなお話だと感じました
    家族の介護をすることによって、自分がしっかりしなきゃという れいこさんの性格がやがて崩れてしまったっていうのが真面目な方なんだろうなとストレートに思いました
    私は真面目な方が大好きです 損する所もあるかもしれませんが、でも今回は体調をくずされたのはもっと自分を大事にして下さいね
    家族の理解があって良かったですね

    ありがとうございました

    • れいこ より:

      Yoshikoさま

      コメントありがとうございます。
      大好きと言っていただき、ジーンとしました。私なぞ、普段は決して真面目な人間ではないので恐縮です。

      はいこれからは自分をちゃんと大事にします。読んで頂きありがとうございました。

  19. 森山 雅子 より:

    辛かった日々が手に取る様にわかりました。
    経験した人にしかわからない出来事が丁寧に書かれていると思いました。そして、あらためて家族の存在の有り難さを感じられました^_^ありがとうございました♪

    • れいこ より:

      森山雅子さま

      コメントいただきありがとうございます。
      丁寧な人間ではないので、「丁寧」と言っていただいたことがとても心に響きました。
      こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。

  20. Smile より:

    れいこさんのように私も自覚なく頑張り過ぎているのかもしれない…と感じました。「話す」は「放す」なのだと知り、これからはもっと楽に・楽しく一日一日を生きていけると思います。
    れいこさんの文章はとても読みやすく、話の展開もお上手で、自分に重ね合わせることで読者自身の在り方を振り返る力がありました。
    れいこさん、また読ませてくださいね。ありがとうございました。

    • れいこ より:

      Smileさま

      コメントいただきありがとうございました。

      頑張ることは必要な時もあるけれど
      頑張りすぎている時、なかなかその自覚がありませんでした。女性たち、基本的にすごいですよね!
      お言葉とても嬉しかったです。
      また読んでいただけるよう、精進します。
      お読みいただきありがとうございました。

  21. ちびまめたか より:

    苦しかったことを話すのは
    相手を大切に思うからこそ
    勇気がいることだったと思います

    このエッセイを読んでそんな勇気をもらいました
     
    話してみたら、旦那さんも自身が思っていたのとは違う反応、
    娘ちゃんにいたっては、予想外の大人な答え
     
    れいこさんの勇気が
    家族の一面を引き出したのかな、

    とか
     
    勇気がいる時でも気持ちを正直に伝えてみるって素晴らしいことなんだな、と思わせていただきました。素敵な話をありがとうございます!

    • れいこ より:

      ちびまめたかさま

      コメントいただきありがとうございます。

      なるほど、、そんなふうにも考えられるんですね。違う視点をありがとうございます。

      ちょうど数日前に「勇気だけは自分で出すしかない」と言った友人がいて、深く感銘を受けたところでした。

      勇気って可能性がたくさん隠されてる気がします。

      お読みいただきありがとうございました。

  22. ぶうこ より:

    一番分かって欲しい家族に一番言えないことを抱えて過ごした日々はなんと苦しい時間だったでしょう。辛い気持ちを放せた後の心の軽さが文書に表現されていました。その時々の自分の気持ちが素直な表現でとても読みやすかったです。

    • れいこ より:

      ぷうこさま

      コメントありがとうございました。
      気持ちの解放の凄さを身に持って体験しました。色々な悩みを持った方々が、話すことで放していけるようになるといいなと思います。読みやすいと言ってくださりとても嬉しいです。
      お読みいただきありがとうございました。

  23. サメコ より:

    優しくてまぁるい文章なのに、とても訴える力のある文章だなぁと感じました。
    話すは放す、なんですね。大きな気づきをありがとうございます。
    それにしても、なんで私たちは苦しみの限界まで頑張ってしまうんだろう。

    • れいこ より:

      サメコさま

      コメントいただきありがとうございます。
      本当ですよね。なぜ、そんなに頑張ってしまうのでしょうね

      過分にお褒めいただきありがたく、くすぐったい気がしました。特に「まあるい文章」と言っていただいたことがとても新鮮で嬉しいです。

      お読みいただきありがとうございました。

  24. はんな より:

    “一人で辛さを我慢して、病気になってしまうことは、結果、周りの誰も幸せにしません。”の一文が心に響きました。そうは言っても人に頼ることは勇気のいることです。それができたれいこさんの言動に、勇気をもらいました。

    • れいこ より:

      はんなさん

      コメントありがとうございます。
      私こそ、読んでいただき、勇気をもらったと言っていただいたことで勇気をいただきました。

      共感していただき本当にありがとうございました。

  25. たまよ より:

    ついつい自分の事を後回しにしてしまう。
    そんな状況がたんたんと語られており、主婦ってそうなんだよなぁ。と、共感しました。
    それでも、その時の自分の最大限の勇気を出して友人に連絡して、さらにご家族にも話せた!
    事件とか劇的な事ではないですが、日常を大切に生きてる。と、感じられて、勇気を頂きました。

    • れいこ より:

      たまよさん。

      コメントをありがとうございました。「勇気をいただいた」なんて、言っていただきまして、こちらこそ勇気が出てきます。
      本当にありがとうございます。

  26. ソフィー より:

    まるで自分のことのように引き込まれ、ハラハラしながら読んでいました。ご家族に話せて本当に良かったですね。
    1人で抱え込まない。家族も自分も幸せでいるために、、、大切な気づきを下さりありがとうございました。

    • れいこ より:

      ソフィーさん

      コメントありがとうございます。
      はい。話すことができて本当によかったです。一緒にハラハラしていただいたとのこと、うれしかったです。
      今後も話すことは心がけていきたいと思います。読んで頂きありがとうございました。

  27. あこれあ より:

    深く頷きながら読ませていただきました。
    家庭での「お母さんの頑張り」をアテにしている社会構造が実際にありますよね……

    辛くなった時に、考えて踏みとどまって行動を起こしたれいこさんも素晴らしいし、黙って話を聞いてくれたご主人とお子さんも素晴らしいと思いました。

    話しをして辛さを手放し、周りの人と支え合って生きていくことの大切さが心に沁みるエッセイでした。

    • れいこ より:

      あこれあさん

      コメントありがとうございます。
      共感嬉しいです。そうなんです。お母さんて頑張るのが普通、、みたいな社会構造になってますよね。 今辛いなと思っている方が、少しでもそれを放つことができたら良いなとおもいます。
      読んで頂きありがとうございました。

  28. ゆこ より:

    れいこさんに訪れた恐怖と、その後の心境がとてもよく理解出来ました。お辛かったでしょうが、優しい御家族の笑顔も見えるようでした。書いて自分の今が整理出来て誰かにも勇気や安らぎを伝えられるって素敵ですね。
    また読ませてくださいね!ありがとうございました。

    • ふさこ より:

      結婚生活でパニック障害を発症した妹を思い出しました。頑張りすぎちゃいガチな日々の中で、自分を大事に一歩づつ進んでいく…に至ったれいこさんのエッセイは、優しく響きました。

    • れいこ より:

      ゆこさん

      コメントありがとうございました。そうなんです。書くことは今の自分の整理にもなるなあーと私もおもいました。やさしいkお言葉励みになります。
      読んで頂きありがとうございました。

    • れいこ より:

      ふさこさん。

      コメントありがとうございました。妹さん、お辛かったでしょうね。その後穏やかに過ごされていることお祈りします。

      優しいエッセイと言っていただき嬉しいです。よんでいただきありがとうございました。

  29. あだちあやこ より:

    「話す」は「放す」なんだ!
    私も自分でなんでも解決する方だけど、苦しくなってしまうこと、あります!
    抱えすぎないで誰かに話すようにします!
    れいこさんありがとう❣️

    • れいこ より:

      あだちあやこさん。
      コメントありがとうございます。苦しくなってしまうこと、やはりありますよね。抱えすぎないこと、難しいけれどきっと有効だと思います。読んでいただきうれしかったです。ありがとうございました。

  30. プリンセス より:

    読者の感情を揺さぶる力のある文章でした。短い文章の中で、同じ事を経験しそしてスッキリした気持ちになれました。文章の展開のしかたも、勉強になりました。

    • れいこ より:

      プリンセスさん

      コメントいただきありがとうございます。
      力のある文章だなんて、過分なお褒めをいただきまして恐縮しております。
      でも、とても嬉しく励みになります。
      読んでいただきありがとうございました。

  31. こっこ より:

    数年前の私と同じ環境、心理、状態と思い
    共感しましたした。
    人はつい自分のことを後回しにしてしまう生き物です。特に母、主婦という立場なら特にですが、そんな時も落ち着いて行動することは難しいですが
    自分を守るのが第一と私はその時勉強しました。
    ライターのれいこさんの気持ちがよく現れ私の心理と重なって見えたことに共感しました。

    • れいこ より:

      こっこさん。

      コメントいただきありがとうございました。共感いただきとても嬉しいです。
      数年前同じような状態だったとのこと、そういうことありますよね、
      自分を守るのが第一というお言葉に私も共感しました。 読んでくださってほんとうにありがとうございました。

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