私の心の主治医は、看護師さん、あなただよ!
aako

「絶対に6A病棟に入院する!」

 

抗がん剤治療で、2度目の入院をすることになった。
私は、「日程」ではなく「病棟指定」だけを強く強く希望した。

普通なら、入院なんてしたくない。
けれど、私は入院することが楽しみにすらなっていた。

 

それは、あの看護師さんがいるからだ。

 

私が初めて6A病棟に入院したのは、15年前。
きっかけは、健康診断で乳がんが見つかったことだ。

医師からは、

「早期発見だから、そんなに心配いらないよ。」

と言われていた。

 

「じゃあ、切って終わりだよね」
それぐらいの感覚だった。

 

けれど・・・。

 

麻酔から覚めた私に医師が告げたのは、衝撃の一言だった。

 

 

「がんが転移していました」

 

 

えっ?
ってことは、がんが他の場所にもあったってこと?

頭が真っ白になった。

 

病室には、連日見舞客が来てくれる。

来てくれるのは、本当に嬉しい。

だけど・・・彼らのある言葉が、私には受け入れられなかった。

 

その言葉とは、「早く見つかってよかったね」。

 

 

私も最初は、そう思った。

早く見つかってよかったって。

 

でも、早く見つかったからって、なんなの?

 

がんが転移していたんだよ・・・。

 

私はこれからもがんと闘い続けなければいけない。

さらに、治るのか、いつまで続くのかもわからない。

 

私を励ますつもりで言ってくれているのは、わかっているのに。
「うん、よかった」と答えながらも、本心は違う。

 

「お前に何がわかる?この先ずっと不安が続くのに何がよかったの?」

 

ひどい人間だよ、私は。

 

患者の”患”という字は「心に串が刺さっている」と書く。
まさに、私の心に毎日グサグサ串が刺さっていった。

 

がんの転移は「死」を想像させた。

「それならいっそ、今死にたい」

そんな衝動にさえ駆られていた。

 

そんなある日、看護師さんが私の病室に来て、聞いた。

「お見舞いの人が来てるけど、どうする?」

 

・・・あの言葉を聞きたくない!

 

私は、大きく手でバツを作った。

すると、看護師さんは頷き、理由をつけてうまく断ってくれた。

 

その看護師さんだけは、私の気持ちをわかってくれたのだ。

それから、娘のように若いその看護師さんに、泣きながら本音を吐きまくった。

 

__これだけ人がいるのに、何で私なの?他の人じゃダメだったの?
__これから一生ウィッグをつけるの?
__今、死んじゃったほうが楽になれるかな・・・。

 

怯える私を、看護師さんは毎晩気にかけてくれていた。

 

ある日の真夜中3時頃。

眠れない私の病室に、看護師さんが顔を出した。

 

「aakoさん、起きてるでしょ。そっと出ておいでよ。
きれいな月だよ。一緒に見よう」

 

普通なら、看護師さんが夜中に患者を病室から連れ出すなんてありえない。

だけど、彼女は私を連れ出した。

 

案内されたのは、廊下の先の大きな窓。
真夜中の廊下は、静寂に包まれていた。

 

「ほら、あそこ」

 

夜空には、大きなまばゆい月。

 

「きれいな月でしょ、aakoさんと一緒に見たかったんだ」
と看護師さんが、つぶやいた。

 

大きなまん丸の月がきれいに輝いている。

 

どのくらい時間がたったのだろう。
ふと、「生きてるっていいなぁ」と私の口から漏れた。

 

私は今、生きている!

 

だから、きれいな月を眺めてるんだ。

 

「そうだよ、なんかすべてがいい方向に向かうって思わない?」
「この月を、私は絶対に忘れないからね」

 

看護師さんは、ただ、ほほえんでいた。

 

それから、私の中で何かが変わってきた。

 

治療に対して、不安はあるが、怯えるまではいかない。
今日生きている喜びが、芽生えていた。

 

看護師さんは、怖くて見れなかった傷跡を
「一緒に見ようか?」
と優しく声をかけてくれた。

 

鏡に映る傷跡を見ながら、
「aakoさん、貧乳だから、全然わかんないよ」
なんて笑い合う日もあった。

 

__彼女のおかげで、私は笑顔を取り戻せたのだ。

 

 

迎えた退院の日。

 

「aakoさんの病室に何度も行けたのは、何でかわかる?」

看護師さんが私に聞いた。

 

たしかに、特定の患者の病室に何回も行くって普通じゃないかも・・・。

 

「えっ、わかんない」

戸惑う私に、看護師さんは教えてくれた。

 

 

「他の看護師さんが仕事を分担してくれていたの。
みんな、aakoさんの応援団だから。」

 

 

私は看護師さんたちの思いを知り、涙が止まらなかった。

 

この病棟でよかった!

 

そうして、迎えた2度目の抗がん剤治療入院。

私は医師に
「先生、6A病棟指定でお願いします」
と頼んだ。

その思いが届き、再入院は6A病棟。
あの看護師さんは、また変わらずにいつも寄り添ってくれた。

 

あれから15年。

私は今、生きている!

 

死にたいと思った暗闇から、看護師さんが光の当たる場所へ引き上げてくれた。

手術で病気を治してくれたのは、医師。
だけど、心の傷を治してくれたのは、看護師さんだ。

彼女の笑顔や言葉は、どんな薬よりも私には効いた。
今も彼女との交流は続いている。

 

生きる力を与えてくれてありがとう。
私の心の主治医は、最高の看護師さん、あなただよ!

コメント

  1. Noriko より:

    どんな時にも素敵が出会いが落ちていて、辛い時でもそれに気づいて拾い上げたaakoさんがとても素敵だなと思いました!

    • aako より:

      Norikoさん、ありがとうございます。
      ほんとに、どんなときにも!ですよね。
      心底、つらかった時、私は看護師さんとの出会いを拾い上げたのだと思います。
      幸運の神様は後ろ髪がないというけれど、私は看護師さんの優しさに気づきたとき、全力でバックハグをしたのかな(^_-)-☆

  2. ゆづり より:

    遅れてしまいましたがコメント失礼いたします。
    バリバリ仕事をこなしていて、社内外から信頼の厚いキリッとしたaakoさんも大好きでしたが、数年経った今では、人間味あふれるaakoさんの一面も知ることができたことが嬉しいです。
    私も、あの人がいい!と言ってもらえるような人柄、人徳を磨いていきたいと思います。

    • aako より:

      ゆづりさん、読んでくれてありがとう。
      会社の表aakoは、厳しい鬼軍曹でしたよね(^-^;。
      冷静沈着。仕事は早くて正確。
      カラオケすればプロ級だし、楽しむときも全力。大好きだよ。
      人間味あふれるっっていうか素の裏aakoのへなちょこさを受け入れてくれてありがとう(^_-)-☆

  3. wakana より:

    涙が出ました。aakoさんの気持ちをどう寄り添えばいいのかプロの看護師ってこういうことなんですね。多くの言葉はいらない。ただ気持ちに寄り添うってことなんですね。素敵な文章ありがとうございました。

    • aako より:

      wakanaさん、ありがとございます。
      ほんとに、気持ちに寄り添ってもらうことがどれだけ支えになるのか・・・。
      思いが伝わって嬉しいです(^_-)-☆

  4. ゆず より:

    泣けました。すごい感動しました。

    • aako より:

      ゆずさん、ありがとうございます。
      ゆずさんの心に届いたことが嬉しいです。

  5. サマーリーフ より:

    何よりも看護師さんの言葉が薬!!
    精神的なことが、一番辛いですよね。。。
    よく頑張りましたね(^^)
    当時の心境が伝わってきました。
    本当に、良い看護師さんに恵まれましたね!

    • aako より:

      サマーリーフさん、ありがとうございます。
      その時に一番仕事で迷惑毛ちゃったよね・・・。
      それでも、「大丈夫です。戻ってくるまで待ってるから、必ず戻ってきてください」と言ってくれたこと、忘れられ
      ません。
      ほんとにありがとう。

  6. ミータ より:

    どの病院でも、生きる力を与えてくれる、医者さんの治療はもちろん必要ですけど、このような看護師さんがいれば、病気は早く治る。病院で心の支えと精神的な支えはとても大事です。
    この記事をよく書いていた、読んで涙がながれた。

    • aako より:

      ミータさん、ありがとうございます。
      看護師さんの力は偉大なり。
      それが多くの方に伝わったら嬉しいです。

  7. zukka より:

     14年前に自分がガンで手術入院した時のことと重ね合わせ、思い出しながら読ませていただきました。
    「早く見つかってよかったね」たくさん言われました。
    「絶対、大丈夫!」何を根拠に?
    励ますつもりで言ってくれる言葉に、傷ついたり、落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったり….でも、誰にも言えませんでした。
    よせばいいのに、スマホ片手にステージ別の生存率ばかり調べていました。

    看護師さんは、みなさんとても優しく親切で頻回に様子を見に来て下さいましたが、痛みや吐き気など病状の訴えはできても
    心の内をさらけ出す勇気はなく、その後別の病院にも何度か入院していますが、それは未だ変わらず、たぶん私はどこに行っても扱いやすい印象に残らない患者であるだろうと思います。

    娘のような看護師さんの前で素直に泣けるaakoさんは、なんて純粋な心を持った人なんだろうと感動しました。
    また文章中の言葉のやり取りで看護師さんのお人柄も伝わってきて、なんならお顔や雰囲気まで想像しています。

    15年経っても切れないご縁、病気になったことはとっても辛かったけど、悪い事ばかりじゃなかったですね。
    これからもお元気で素敵なエッセイを読ませてくださいね。

    • aako より:

      zukkaさん、ありがとうございます。
      そうですよね、善意の言葉とわかっているのだけど、「何を根拠に?」とよけいに落ち込みますよね・・・。
      当時、感染症が流行っていて、退院患者はいても入院患者が入ってこなかったことも要因だったのかと思います。
      zukkaさんもつらい経験を乗り越えて今を生きているんですね(^^♪。
      一緒に進んでいきましょう!
      次のエッセイと言っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。

  8. yuki より:

    インスタライブで退院してからも看護師さんと交流がある話を聞いて素敵だなとさらに感動しました。
    15年経過しても続いている絆
    に感動しました。
    ふじたさん、えぐちさん、aakoさん、素敵すぎます。

    • aako より:

      yukiさん、ありがとうございます。

      インスタライブを聞いて下さったのですね。退院後のウィッグ探しに始まり、カラオケ・お風呂・岩盤浴・箱根旅行・・・。
      いつも笑顔にさせてくれる私の元気の源です。

  9. きし より:

    看護師をしています。
    この仕事の意味を学んだ気がしています。
    こんな看護ができるんだ、こんなに感謝される素敵な仕事なんだと嬉しくなりました。
    明日から気を引き締めて、看護をしていきます。
    素敵なエッセイをありがとうございます。

    • aako より:

      きしさん、ありがとうございます。
      看護師さんに読んでいただけて私も嬉しいです。
      この看護師さんは、心の主治医。
      素敵な最高の看護師さんが増えてくださることを願います。

  10. のの より:

    辛い気持ちを他の誰かに打ち明けるって
    とても大変なことだと思います。

    その方との出逢いは かけがえのないものになったのですね。
    人生の宝物ですね!

    これからも ずっとずっと
    お元気でいてください。

    生きたくても生きれない人の気持ちがわかる
    あなたの言葉はだれかの勇気に繋がっています。

    • aako より:

      ののさん、コメント返信をなんてしたらいいのか考えていました。
      乳がんになったとき、オフ会に行ったことがあります。
      あちこちに転移しながらも元気で頑張っている人、私と同じ程度(がんのステージと言われるもの)で、元気だった人が急激に体調を崩し、星になったこと・・・。
      看護師さんに支えられ、私は今も元気でいます。
      でも、幼い娘を遺して最後の最後まで頑張ったのに無念の思いを残した人・・・。
      そういった思いを今、生きている私は無駄にしてはいけないと改めて感じます。
      ののさん、ありがとうございます。

  11. ようこ より:

    気になる手術痕を一緒に見ようか?と言ってくれた看護師さんの優しさが印象的でした。
    貧乳だからと笑いながら不安をなくしてくれたのかなと思いました。
    看護師さんのなにげない優しさがしみました。
    その様子が目に浮かびます。

    • aako より:

      ようこさん、ありがとうございます。
      手術後、ずっと気になっていたので、一緒に見ようか?と言ってくれたときの看護師さんの顔も表情もすべて鮮明に覚えています。看護師さんのさりげない優しさ。忘れません!

  12. シンシンシン より:

    どんな言葉も言い尽くせてなくて、綴るのが不得意ですが、でも“前向きな気持ちで”未来に向かっているaakoさんに一言応援メッセ。
    指名したくなる看護師さんとの出会い、aakoさんの人柄がそうした運命を呼び込んだのでしょう。どの様にもとれる一期一会。その人の心模様で続く友情。笑顔はミラーボール。その看護師さんも、きっと嬉しかったでしょう。aakoさんが頑張る姿。
    私の連れも3年前に手術で摘出。そっと寄り添う気持ちと言葉に腐心してますが、普段通りに笑って過ごすのが一番の薬みたいですね。
    努めてhappy話題。
    いつまでもお元気で!
    またお会いできる日を愉しみにしています。

    • aako より:

      シンシンシンさん、今でも年に1回先生の検診を受けていますが、ほんとにこの出会いは私を変えてくれました。
      ありがとうございます。
      また会える日をということは、あのしんちゃんですか?
      是非、声をかけてください(^^♪

  13. れいこ より:

    aakoさん。看護師さんのおかげで、今の素敵なaakoさんに出会えたんだと思うと、私も看護師さんに感謝の気持ちが湧いてきます。
    真夜中の月のところの描写が特に大好きです。月の光に照らされたお二人が私の脳内に再生されてます〜。
    お見舞いの言葉についても、とても勉強になりました。
    素敵なエッセイをありがとうございました。

    • aako より:

      れいこさんに出会えたのも、そう、看護師さんが生きる力をくれたからですね。
      真夜中の月、看護師さんが披露宴で個別メッセージに書いていてくれたんです。
      あのときの月を忘れないと。
      2人にとって、ほんとに大切な月の描写をほめてもらえて、メチャクチャ嬉しいです。
      れいこさんの存在が、励みになってます(^_-)-☆

  14. よういち より:

    aakoさん
    最初の出会いは偶然だったでしょうけど
    良い出会いと出来た絆は貴女の人柄と貴女が持ち合わせている縁の強さだと思います 
    これからも人とのご縁を大切にして下さいね

    • aako より:

      よういちさん、ありがとうございます。
      そう言っていただけると、嬉しいです。
      人とのご縁、大切にします。
      この病気になって、ありがとうと感謝の気持ちはすぐに言わないとと改めて思いました。

  15. 応援団員 より:

    aakoさんの素直さと
    やっぱり人は人に支えられて
    生きてるんだなぁと
    胸が熱くなりました。

    生きていてくださって
    ありがとう。
    心の内を聞かせてくださり
    ありがとう。

    • aako より:

      応援団員さん、ありがとうございます。
      若いときは、1人でできると粋がっていたけど、年を重ねるとありがとうと感謝の言葉がまず出ます。
      (あ、いや、努力はしてます(汗))

      心身ともに生かしてくれたのは、看護師さんのおかげです。

  16. えみ より:

    描写がお見事!
    苦悩や葛藤。
    生への転換。

    一行読み進めるごとにドキドキしたり、ホロッとしたり、先を読みたくなりました。
    映画にできますよ。
    読んだあとの感動。

    心のど真ん中に響きました。
    aakoさんのエッセイ、他の作品も読んでみたいです。

    • みや より:

      心の傷を治してくれたのは、看護師さん。
      この言葉染みました。

    • aako より:

      えみさん、ありがとうございます。
      このコメントそのものを額に入れて飾りたい!

      プレッシャーでなかなか筆が進まずでしたが、書いて良かったです。

    • aako より:

      みやさん、ありがとうございます。

      この言葉は、看護師さんにありったけの感謝の気持ちを込めて、書きました。

      外科の先生も毎日、様子を見に来てくれたし、傷がわからないほどの名医さんです。
      でも、先の見えない乳がん治療は、メンタルケアが何より大切なんだと思います。

  17. のぶ より:

    aakoさん、ほんとにつらい思いが伝わってきました。
    そのつらさに気づいた看護師さんは、すごいですね。
    患者にここまで寄り添ってくれるなんて
    ドラマや映画のようです。
    絶望から希望に変わっていくところに感動しました。

    • aako より:

      のぶさん、ありがとうございます。
      絶望から希望への変化を感じ取っていただけたら嬉しいです。
      ドラマや映画のようとコメントいただけるのは難しかった描写がうまくできてたのかなと自信になりました。

  18. つる より:

    こんな看護師さんなら、私も病棟していしたくなりました。
    辛い経験なのにほっこりしました。

    • aako より:

      つるさん、ありがとうございます。
      LINEで看護師さんから
      「当時の6A病棟の人は、今でもフルネーム覚えてるはず」と笑われてます(^-^;。

  19. あき より:

    素敵な看護師さんとの心温まる話ですね。
    病棟を指定するって聞いたことないけれど、この看護師さんなら私も指定したいです。
    1つ1つの場面が頭に浮かんで、ドラマの世界に入り込んだようです。
    aakoさんが不安から立ち上がってくるまでの気持ちがすごく伝わりました。

    • aako より:

      あきさん、ありがとうございます。
      看護師さんはもとより、あの病棟でなら辛い抗がん剤治療も絶対に乗り越えられるって信じてました。
      ドラマの世界に入り込んだようなんて素敵なコメントをいただき、デレデレしちゃってます。

  20. ゆう より:

    何で私なの?という本音の叫びに泣けました。
    実際に、私ががん患者になったようなリアルな声。
    お見舞いの人との会話が、どれだけつらかったのか、1つ1つの場面が浮かんでくるようです。
    素敵な看護師さんに出会えてよかったですね。

    • aako より:

      ゆうさん、ありがとうございます。
      場面が浮かんでくると言ってもらえて、サルになって木に登っちゃうくらい嬉しいです。
      あの時は、ほんとに面会時間が嫌でたまらなかったです。

  21. yasuko より:

    看護師です。
    コロナで世の中が大変な時に、毎日死と隣り合わせでとっても怖かったです。
    でも、こういうふうに患者さんの心にいつまでも残る看護もあるんだと思うと、看護師をやっていてよかったと思いました。
    ありがとう。

    • aako より:

      yasukoさん、ありがとうございます。

      そうですよね、治療法がわからす、死に至ると全世界が恐れていたコロナと前線で戦ってくれていた看護師さん。
      看護師さんの献身的な看護、受けた患者は絶対に忘れません。
      看護師さんになってくださって、ありがとうございます。

  22. なす より:

    これまで出産以外の入院歴ゼロの私が昨年3回の入院を経験しました。
    3回とも別の病院で。
    Ayakoさんのように命がけの病ではなかったのだけど、それでもそれまで全否定していた安楽死までもが頭をよぎるほどの痛みを経験し、それぞれの医療機関での患者さんへの対応に、腹を立てたり感動したり…。
    aakoさんの面会にバツを出した気持ちを汲んでやんわり断ってくださった配慮、シフトをやりくりして寄り添ってくれたその病棟のみなさん、こうしてくれたら…は大抵叶わないものですが、このように心のこもった現場もあることを知ると、希望が持てました。
    なんの仕事に従事していてもこのようにクライアント本位の仕事をやれる、やりたい、と奮起しましたよ!
    素敵はお話のシェア、ありがとうございました!

    • なす より:

      aakoさん、がAyakoさんに…
      見落としたままの投稿失礼しました。

    • aako より:

      なすさん、ありがとうございます。
      この2000字に書ききれないほど、たくさん心のこもった看護をしていただきました。
      どんなお仕事でも、相手がいる。
      相手の気持ちを考えるってことは共通ですよね(^_-)-☆
      拙い文章ですが、なすさんのやる気に少しでもつながって良かったです。

      ※名前の間違いは気にしないでください。
      読んでいただいた、それだけでも嬉しいのにコメントもしていただいて感謝しかありません。
      ありがとうございました。

  23. はにわ より:

    医療従事者です。
    小泉政権から始まった長年の低医療費政策で医療崩壊が始まり、去年は過去最高の医療機関の倒産がありました。
    働き方改革で長時間労働をさせない事で
    残ったスタッフに負担が上乗せされ、スタッフはみな疲弊してます。これからは高額療養費上限引き上げや投薬などの保険診療外しが始まり確実に、患者さんへの影響がでてきます。
    うっかり大きな病気もできません。
    いい看護師看護師さんと出会えて本当に良かったですね…

    • aako より:

      はにわさん、ありがとうございます。

      コロナの時も、みんなが外出を控えている中、医療従事者の方は恐怖を感じながらも懸命に仕事に取り組まれていましたよね。
      安心して働けない環境は、患者自身にもよくないですよね。
      医療従事者の皆様が、疲弊しない体制作りが大事ですね。
      私は、ほんとに素敵な看護師さんに出会えて幸せです。
      患者さんがみんなそう思えるように、体制が改善していくことを祈っています。

  24. てつ より:

    毎晩泣いていたところからの
    私は今生きている!の言葉。
    そこに強い意志が感じられて、とても響きました。

    • aako より:

      てつさん、ありがとうございます。

      このエッセイで、私は何を伝えたいのかと最後の最後にその文言を入れました。
      そこが響いたと言われて、伝わってよかったととても嬉しいです。

  25. らき より:

    看護師さんが良い人だというのは、すぐわかりましたが、仕事を分担してたというのが、本当に看護師さんが良い人なんだなと感じました。良い看護師さんに出会えて良かったですね。
    文章も行間とか流れが良かったです。

    • aako より:

      らきさん、ありがとうございます。
      そうなんですよね、看護師さんは「感謝する相手は、私だけじゃなくて、病棟看護師さんみんなだよ」と。
      みんな応援してるってことを忘れないでねと言える看護師さん、ほんとに看護だけでなく、人柄そのものが素晴らしい女性です。
      一緒にウィッグ探しに行ってくれたり、岩盤浴に行ったり、今でも彼女とつながっていることに心から感謝しかありません。

  26. yuki より:

    つらい経験から前向きに至るまでの葛藤が心をつかまれました。
    光に向かって歩き出した姿が目に浮かびました。

    • aako より:

      yukiさん、ありがとうございます。
      目に浮かぶ描写がとても難しくて、何度も何度も書き直しました。
      そう言っていただけて、ほんとになにより嬉しいです。

  27. 探史会 より:

    夜の病棟から眺めた月のやわらかな光にゆよって、心がほぐれてゆく様が見えるようです。そして、このエッセイも月の光のようにじんわりと気持ちが伝わってきます。

    • aako より:

      探史会さん、ありがとうございます。
      どうやったら、あの時の情景をうまく伝えられるのか、最後の最後まで何度も何度も書き直したのが、月のエピソードです。
      じんわりと気持ちが伝わったと思うと、悩んで悩んで書いて良かったです。

  28. ひろみ より:

    もし同じように友人が入院していたら、「元気そうでよかった。早期発見で、よかったねー」って、私もそう言っていたのではないかと思いました。
    私は安心して病院を後にし私が帰ったあと、友人は恐怖と孤独感に襲われて眠れない夜を過ごすことになったのかもしれないと。

    どこにも嘘はないのに、気持ちを言葉で伝えるって大切なのに・・・それがどんなに難しいことなのか考えさせられました。

    看護師さんと一緒に夜中の月を見た時のお二人の空気感と、その後のaakoさんの心の変化がとてもよく伝わってきました。

    • aako より:

      ひろみさん、ありがとうございます。
      時間を割いて、私のためにお見舞いに来てくれるありがたさ、十分わかっているんです。
      みんながみんなそうではないとは思うけど、手術の後のほうが、私は不安になってました。
      看護師さんとみていた月の描写が、伝わって嬉しいです。

  29. かおり より:


    心に串が刺さってるって、ほんとにそうですね。
    弱ってるときは、ポジディブに考えられなくて全てネガティブに思えるんです。
    私も同じようなことがありました。
    隠さない本音と、月の描写が刺さりました。

    • aako より:

      かおりさん、ありがとうございます。
      がんって転移や再発の不安で本当に先の見えない長い道が待っているんですよね。
      その道を歩く力を私は看護師さんにもらいました。
      何度も何度も書き直した月の描写が刺さったと言われて、ほんとに良かったです。

  30. どいのり より:

    aakoさん
    癌患者さんの本音と建前の見え隠れするお話に引き込まれました。
    看護師さんがaakoさんを連れ出して月を見たシーンはまるで私も一緒に月を見ているかのような気持ちになりました。
    ご自身の闘病のお話なのに心温まる素敵なエッセイだと思います。

    • aako より:

      どいのりさん、ありがとうございます。
      怪我と違い、回復したら終わりではない、先の見えない乳がん治療。
      私のために時間を作ってお見舞いに来てくださる方への感謝はもちろんあるだけに、本音は見せれなかったんですよね・・・。
      月を見る宇都、今でもあの情景が浮かんできます。
      心温まる素敵なエッセイと言っていただけて、嬉しいです。

  31. hyon より:

    なんだか読み終わったあとには、大きなあったかいお月様が心に残りました。
    人と人…傷つけ合うのも人ですが、やっぱり助け合えるのが人なんだよなぁとしみじみ思いました。

    • aako より:

      hyonさん、ありがとうございます。
      想像以上に長い入院だったので、看護師さんとのやり取りは、書き切れません。
      その中で、この月のエピソードは、絶対に書きたいと思い、どうしたらあの時のことが伝わるだろうと何度も何度も書き直した箇所です。
      心に残ったと言われて、とても嬉しいです。

  32. toshi より:

    『何で私なの』?と辛い苦しい現実から、看護師さんと一緒に観た綺麗な月から『生』を見つめ直す姿に感動しました。何気ない言動が人を苦しませたり、勇気を与えたりすること、考えさせられました。

    • aako より:

      toshiさん、ありがとうございます。
      ほんとに言葉って、口から出てしまうと取り消せない。
      苦しませたり、励みになったり、難しいですね。
      受け手側の状況によって、こんなにもつらい言葉になるのかと私自身、驚きました。
      今、こうして元気でいられるのも、看護師さんのおかげです。

  33. OBA より:

    病はなった人でないとわからない。
    「わかってあげられない」けど、それを前提にどれだけ寄り添えるのか。
    病人とそうでない人との距離感は、遠くて深い溝があり、そこに橋を架けて渡り、近寄り、手をとってくれた看護師さん。
    患者さんたちを支えてくれる、そんな素敵な看護師さんたちに感謝。

    • aako より:

      そうなんです!
      この看護師さんは、「私はなったことがないからわからないけど」って、「もしそうなったら、やっぱり、嫌だし、辛いかなあ」といつも本音で話してくれてました。
      だからこそ、信頼できたし、全力で寄り添ってくれてたのが感じられました。
      看護師さんのほうに、足を向けて寝られません(笑)
      OBAさん、ありがとうございます。

  34. ヒトミ より:

    とてもお辛い体験。。この内容を執筆するのに、とても大きな勇気が必要だったと思います。
    「なんでこんなに人がいるのに私なの?」
    という気持ち、痛いほど分かります。

    「人との出会いに偶然はない、あるのは必然だけ」

    6A病棟の医師や看護師さんたちと出会えたのもきっと必然だったんだろうなと、文章を読んで感じました。

    生きていることに、日々感謝をしていこうと、私自身も改めることができました。

    素敵な文章をありがとうございました!!

    • aako より:

      アメブロで備忘録として書いていた看護師さんとのやり取りを、いつかきちんとした形で皆様に読んでもらいたいと思っていました。
      ヒトミさんにしっかり届いて良かった。
      看護師さんとの出会いは、必然だったなんて、泣きそうです・・・。
      ありがとうございます。

  35. shin より:

    私自身、癌はおろか、入院するほど重い病院にかかってきた経験はありませんが、闘病生活の中で苦悩、不安、勇気、超克、救われた描写が脳内再生できるほどでした。
    健康でいられる、というのはとても有難いことなんだと再認識させられた文章でした。
    お見舞いに行くときはその一言に気をつけようと思います。。

    • aako より:

      shinさん、拙い私の描写ですが、脳内再生できるほどと言われ、サルより高い木に登っちゃいそうです。
      健康でいる、難しいけど、それが一番ですね。

  36. Yoriko より:

    読ませていただき涙がでました。
    自分の弱さを看護婦さんに打ち明けられたaakoさん、強くて素敵だな、と思いました。
    死を意識する弱く悲しい時だからこそ得難い出会いに恵まれ、生きる喜びも強く感じられるようになる、逆説的な真実が胸に迫りました。

    • aako より:

      Yorikoさん、ありがとうございます。

      逆説的な真実!

      ああ、なんか父に言われてる気がします。
      死、弱さ、悲しみ
      生きる、強さ、喜び

      まさに逆説的な真実そのもの。
      心にしみるコメント、ありがとうございます。

  37. non より:

    闘病の本当に辛い心が描かれているのに、読み終わった後、私自身が前向きな力をもらった気持ちになりました。
    生きる喜びって何だろう…と考えさせられましたが、元気とか悩みがないとか長く生きるとか、それだけでは感じられないと思いました。私も周りの人に生きる喜びをもらっているし、いつか誰かに生きる喜びを与えられたらいいなと心から思いました。aakoさんの文章も、私に生きる力をくれました。ありがとうございます。

    • aako より:

      nonさん、ありがとうございます。
      私の文章が、nonさんに生きる力をあげられたなんて、そんな言葉をかけていただき、何より励みになります。
      読んだ方の心に少しでも何かを届けられたら嬉しいです。

  38. hidemi より:

    宣告されてのショック。それからの闘病の日々はさぞかし辛かったでしょう。
    そんな中の看護師の素晴らしさが伝わってきました。何気ない気を使わない優しい言葉や対応が不安の日々を前向きにしてくれたんですね。
    そうさせるaakoさんも魅力的なんでしょう。
    おそらく看護師さんもaakoさんからいっぱい元気をもらったと思いますよ。
    いいエッセイありがとうございます。

    • aako より:

      hidemiさん、ありがとうございます。
      拙い文章で看護師さんのことが、どこまで読んでくださる方に伝えられるかと心配していましたが、届いて嬉しいです。
      「明けない夜はない」とは思えなかったときだったのですが、暗闇から引き揚げてくれたのは、間違になく看護師さんです。
      前を向けた今は、毎日が楽しいです。

  39. 典子 より:

    読ませていただき涙が出ました。
    自分の弱さを看護婦さんにさらせるaakoさん、強くて素敵だな、と思いました。
    死を意識する弱く悲しい時だからこそ得難い出会いに恵まれ、生きる喜びも強く感じられるようになる、逆説的な真実が胸に迫りました。

    • aako より:

      典子さん、ありがとうございます。

      逆説的な真実!

      ああ、なんか父に言われてる気がします。
      死、弱さ、悲しみ
      生きる、強さ、喜び

      まさに逆説的な真実そのもの。
      心にしみるコメント、ありがとうございます。

    • chako より:

      患者の患は心に串が刺さっていると書く、静寂の中の満月、どれも描写が素晴らしく心を打たれました。昨年入院したとき、絶望の淵に立たされた私を励ましてくれた看護士さんの事を思い出しました。多忙な日々に呑まれ、そんな貴重な経験すら忘れかけていましたが、私達は色んな人に支えられながら生きている。感謝を忘れてはいけないなと思いました。

    • aako より:

      chakoさん、ありがとうございます。
      いつも説明チックになるなといっぱい悩んだので、描写を素晴らしいと言ってもらえて、飛び上がって喜んでます(笑)
      ”人”は字の通り、誰かに支えてもらいながら生きてるんですよね。
      年を重ねるほど、感謝の気持ちをいつも忘れずにいないとと改めて思います。

  40. Yokko より:

    一つのドラマを見ているような、とても素敵な物語でした。
    辛いお話の中に明るさがあって、じんとしました。
    私もこの看護師さんのような方に出会いたいです!

    • aako より:

      Yokkoさん、ありがとうございます。
      情景が浮かぶようにとayumiさんから教わっていながら、いつも説明っぽくなっていたので、ドラマを見ているようと言われると、すごく嬉しいです。

      元気な今は、大切な大切な友達です。

    • aako より:

      Yorikoさん、ありがとうございます。

      逆説的な真実!

      ああ、なんか父に言われてる気がします。
      死、弱さ、悲しみ
      生きる、強さ、喜び

      まさに逆説的な真実そのもの。
      心にしみるコメント、ありがとうございます。

  41. yuki より:

    本当は辛く苦しいお話なのに、読んだ後、前向きに生きる勇気を与えてくれる文章でした。人の優しさが伝わってきてじんとしました。

    • aako より:

      yukiさん、ありがとうございます。

      前向きに生きる勇気を与えてくれる文章なんて最高の誉め言葉です。
      拙い文章なのに、一番伝えたいことと看護師さんの優しさがしっかり伝わったんだなって泣きそうです・・・。

  42. さき より:

    不安でいっぱいだった日々、素敵な看護師さんに救われて、勇気づけられて今のaakoさんがいるんですね。明るく前向きなイメージしかなかったので、そういった時期があったことに驚きました。

    aakoさんのまっすぐな気持ちが伝わる、心が温まるお話でした。

    • aako より:

      さきさん、ありがとうございます。

      まっすぐな気持ちが伝わって、私も嬉しいし、ほっこりしてもらえてよかったです。
      仕事に戻れないのかなとか、とにかく不安で、毎晩、看護師さんの前でビービー泣いてました。

  43. Sally より:

    素敵な看護師さん…!
    でもそうやって皆さんが協力してaakoさんを支えてくれたのは、aakoさんの人柄があるからこそなんだろうなと思います!

    • aako より:

      Sallyさーん、ありがとうございます。また、胃が痛くなる1週間の始まりです(笑)
      看護師さんのことがしっかり伝わって良かったです。
      暗闇から救ってくれた20代の看護師さん。今では、とってもとっても大切な友達です。

  44. mai より:

    泣きました。素敵な看護師さんに出会えて本当に良かったですね。
    aakoさんの文章はいつも泣きます。

    • aako より:

      maiさん、ありがとございます。
      気持ちがmaiさんに伝わってほんとに嬉しいです。
      ウィッグを一緒に買いに行ってくれる看護師さんなんて、そういないですよね。
      前の作品も読んでくれたのですね。とても励みになります。

  45. ほのかあかり より:

    お見舞いに来た方々は、慰めるつもりで言われたのでしょうけど、言われる側の気持ち、不安はもっとあるというのが凄く伝わってきました。看護師さんの心のケア、人間性が素晴らしく、看護師さん達の見えないサポートと交流が伝わってきました。

    • aako より:

      ほのかあかりさん、ありがとうございます。
      当時の気持が伝わったと言われ、嬉しく思います。
      最高・最上級の看護師さんに出会えた私は、ほんとに幸せ者です。

  46. ゆみえ より:

    aakoさんがどんな方なのか、初めて読む人にも伝わってくるようなそんなお話しでした。
    知らなくても応援したくなる、文章のチカラってすごいです。

    • aako より:

      ゆみえさん、ありがとうございます。
      伝わってくるという言葉、とても嬉しく励みになります。
      本当は、ここに書ききれないくらいたくさんたくさん泣いたけど、ずっと寄り添ってくれた最高の看護師さんに出会えました。

    • 123 より:

      早期発見を喜び臨まれた手術後、転移を知り絶望され、見舞客との対面も苦しくなる程の不安、そしてその気持ちを吐露できた温かい看護師さんとの心のふれあい。夜中に輝く美しい月を一緒に眺めた「生きている実感」
      そして希望、心の回復…
      そのひとつひとつが映像の様に浮かんできました!
      若き看護師さんは、6A病棟の応援団の団長さんだったのですね!

      病と戦う時、どんな方が傍にいてくれるかで、その後の人生も変わりますよね。
      1人じゃないから、また頑張れる!
      人はやはり寄り添いあって、生かされているのですね!
       温かい医療は患者の心も丸ごと大切にし、冷たい医療は患者の患部だけを診ている気がします。
      素敵な看護師さんとの出会いは、生きる証の様に感じました!
      心が温かくなるエッセイをありがとうございました

    • aako より:

      123さん、ありがとうございます。
      「一つ一つが映像のように浮かんできました!」なんて言われたら、もうそれだけで書いて良かった。
      このコメントも心に刻み、これからも頑張ります(^_-)-☆

  47. sachika より:

    病気と闘いながら、たいへんでしたね。涙出ました。
    akkoさん、魅力的な方なんだと察しました。だって看護師さんに恵まれるなんて、人徳ありすぎです。
    とても、心惹かれる文章でした。

    • aako より:

      sachikaさん、ありがとうございます。
      心惹かれる文章って言ってもらえて嬉しいです。
      あの時、この看護師さんに出会っていなかったら、今の私はいないなって思います。とっても大切な人です。
      人徳どころかひどすぎてしゃーない、助けたろだったのかも(笑)。

  48. kazuha より:

    うわぁ…。
    看護師さん、ありがとう‼︎
    私が今aakoさんに出会えたのも、看護師さんたちのおかげだもんね。
    そんで、きっとaakoさんの人柄がそこの病棟のメンバーをそうさせたのかなぁって思いました(o^^o)
    aakoさんの文章って、辛い話なのにこっちはしんどくなく読める…。あぁよかった。って安堵の気持ちだけ与えてくれる・・・
    すごいなぁって改めて尊敬しました☆★

    • aako より:

      kazuhaさん、ありがとうございます。
      読んで、安堵の気持になるって言われると、めちゃ嬉しいです。kazuhaさんと出会えてよかった。これからも一緒に頑張っていこうね。
      うん、ほんとに暗闇から引き揚げてくれた素敵な看護師さんです。
      先日、連絡したら、当時の6A病棟の看護師さんは、今でも皆覚えてるよと言われ、相当ヘタレ患者だったんだと思います(^-^;

  49. 柴田 より:

    患者さんへのお見舞いの際に掛ける言葉って···
    本当に考えさせられますね。自分から見て話し
    相手は患者さんである方なので、その方が少し
    でも元気になって頂ける様に明るくなって頂く
    様にとか、病気以外の事へ振ろうと考えたり、
    してしまいがちです。でも、その裏では病気に
    対する葛藤がある事を思いやる事までは流石に
    出来ていなかった。aakoさんの思いを知る事が
    出来て、今後はその事を思い遣って言葉を掛けて
    あげなければと思い知らされました。

    • aako より:

      柴田さん、ありがとうございます。
      感じるところがあって、私も嬉しいです。
      入院するまで私も同じ言葉の声かけしてたんですよね。
      言葉って難しいですよね。

  50. さつき より:

    辛い経験の中でも看護師さんの優しさにふれ、乗り越えていく描写がよく伝わり、とても感動しました。
    私も医療者として長年働いてきましたが、未だかつて病棟指定してきた患者さんは聞いたことありません笑。
    病棟でも、きっとaakoさんは伝説の患者さんになっているんだろうな〜(^^)

    • aako より:

      さつきさん、ありがとうございます。
      そにょうすが伝わったのなら、とても嬉しいです。
      再入院した時は、みんな知ってるから、、看護師さんたちが「お帰り~」とニヤニヤしてました。病院にお帰りってふつうないもんね(^-^;

    • Wako より:

      ナイチンゲールとはまさにaakoさんが出逢った看護師さんですね。
      毎日を元気に笑って過ごせるって、こんなにありがたいことはなくてそれは普通のことではないんですよね。
      歳を重ねて私も最近やっとそれに気づくようになりました。
      お見舞いの言葉もそうですが、気持ちを伝える言葉選びってとっても大切ですね。
      aakoさんの文章を読んで感じました。

    • aako より:

      wakoさん、ありがとうございます。
      日常生活が普通に送れるということがいかに幸せなのことか、まさにその通りですね。
      気持ちを伝える言葉の選び方、ほんと大切です。

    • high five より:

      苦しみ 葛藤がよく描写されていて、患者さんへの声かけの難しさや 寄り添うことの真を学びました。
      aakoさんの文章は 読みやすく、人柄が滲み出ているので共感しやすいです。
      医療従事している方に届けたいです。

    • aako より:

      high fiveさん、ありがとうございます。
      説明にならないよう、場面を描写するのがとても難しくて・・・。
      そこをほめてもらえて、読みやすいといてもらえるなんてとっても嬉しいです。
      看護師さんに生きる希望をもらえた私は幸せ者です(^^♪。

Noriko へ返信する 取り消す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOP